10月12日(水)に袋井東小学校において、久努の松並木愛護会が、4年生児童(38名)を対象に歴史授業(勉強会)を開催しました。
歴史授業は、「久努の松並木愛護会」の山本会長以下4人が講師を務め、袋井市生涯学習課からの2名も参加して行われました。この歴史授業は、前年度においても実施され、今後も引き続き開催する計画です。
今回の歴史授業は、袋井東小学校4年生(3時間目の授業)として実施したものです。
旧東海道の松並木街道の歴史をはじめ、現在行っている保全活動(草刈、松葉落ち葉拾いの清掃作業、松並木の管理、幼木の植栽)、また、松ぼっくりの「種」から松の木に成長するまでの過程などについて説明があり、児童たちは、熱心にメモを取りながら聞き入っていました。
旧東海道の歴史地図も紹介され、児童たちは、現在との違いなどをみんなで話し合いながら見入っていました。
児童からは、これからの松並木街道の松の植栽本数や松ぼっくりの中にある「種」の数についてなどの質問がありました。
参加した児童たちは、実際に展示された松の幼木についての説明を受け、それぞれの生育状況(1年~3年経過)を興味深く観察しました。