10月19日(水)に久努の松並木愛護会役員及び袋井市役所関係各課の代表者計28名の出席のもと、「静岡市役所観光交流文化局文化財課の「梶山倫裕氏」と「山田祐記子氏」を迎え、令和4年度の松並木講演会を開催しました。
梶山倫裕氏からは「登呂遺跡の保存活用事業と落ち葉を利用した堆肥づくり」をテーマに登呂遺跡にみる生活様式、文化財の整備方針、公園落ち葉の腐葉土づくりによる焼却ゴミの削減と環境リサイクルへの取り組みや文化財を将来へどう残すのかの人材担い手づくり等、多岐にわたる今後の課題を説明していただけました。
山田祐記子氏からは「松の生態と三保松原の保全活動」について、「松クイズ!」を含めて三保松原のボランティア活動、子ども向け啓発活動や工作体験、保全関係者向け研修や講座実施について説明をいただきました。
特に松の木の特徴、病害虫対策、樹木診断等は大変勉強になりました。
講演終了後、松並木の現場に出向いていただき簡単な松の木診断のレクチャーをしていただきました。