袋井東地区まちづくり協議会の「まちづくりみらいプロジェクト」が、『袋井市立笠原子ども園』を視察研修しました。
12月10日(土)に「まちづくりみらいプロジェクト」委員15名が、「袋井市立笠原子ども園」の視察研修を行いました。
今回の視察研修は、袋井東幼稚園が、令和14年度に更新整備の計画があることから、事前に幼稚園・子ども園の機能や施設の状況を学ぶために行ったものです。
遊戯室において、笠原子ども園の澤部園長から、施設の建設計画や建設時の地域の関連性等について、説明を受けました。
また、子ども園における「幼児部」と「保育部」の機能性について聞くことができました。
さらには、子ども園化による園児の増加に関する話題にも関心が高く、現状において園児が減少傾向にある袋井東幼稚園の早期の子ども園化の必要性についての意見交換が行われました。
笠原子ども園は、2017年の建設から5年が経過していますが、施設全体がまだまだ新しく、機能に沿ったいろいろな設備が整えられていました。
保育室では、シャワーやトイレなど保育に必要と思われるものが数多く設置されていました。多くの参加者が様々な設備に保育の大変さを感じていました。
今回の視察研修には、静岡理工科大学から理工学部建築学科 石川春乃准教授と同学科3年生の加藤さん、鈴木さんも参加しました。
石川先生からは園児減少に対する子ども園化の効果性について、また、脱炭素化や防災面など多方面にわたる建築効果を含めた袋井東幼稚園の更新計画を考えることについて、市の更新計画を待つことなく地域の将来性を踏まえた話し合いをさらに活性化するなど、地域が取り組んでいくべきことについてコメントをいただきました。