10月18日(日)に、袋井東二自治会連合会(田中利宏会長)では、袋井消防庁舎・袋井市防災センター3階研修室において、段ボール防災ジオラマを使った防災学習会を開催しました。
講師は、(社)防災ジオラマ推進ネットワーク(横浜市)にお願いし、はじめにクイズなどを盛り込みながら、地域の現状、過去の大雨時の被災状況などの説明を受けました。
自治会長、自主防災隊長、女性防災委員、中学生など約40人が参加してジオラマづくりに取り組みました。地域の地形を知り、危険な箇所などを把握しました。
袋井東二自治会連合会の各自治会(村松上・村松下・村松西)が4グループに分かれて、自治会ごとの地域特性や、対応方法、事前の対策などをワークショップにより話し合いました。
各グループは、ジオラマを基に、低地の確認や過去の浸水被害を確認した後、最大想定による豪雨災害時の避難場所や避難経路など、最大想定時に予想される被害と、今後においてとるべき対策をどうするかについて話し合いました。
ワークショップ後は、各グループから、子供や女性を含んだ各世代をまたぐ防災組織の必要性や防災リーダーの育成、土砂災害に備えて山側の窓を閉めるなどの具体的対策、風水害を想定した訓練への取り組みの必要性など、数多くの報告がありました。
村松地区の段ボールジオラマにより、地域の地形を知ることができ、今後のさらなる防災活動への取り組みが期待されます。