「大人の塗り絵教室」を開催しました。

当日は、北むつみ大学（高齢者学級）の学級生13名が色鉛筆（クーピー）の説明から、基本の塗り方までをサクラクレパス公認講師の藤岡敬三先生に教えていただきました。

塗り絵は高齢者の認知症予防効果があるといわれています。

（主な効果）
① 脳全体の細胞を活性化させ認知症予防効果。
② 塗ることに集中し無心になりストレス解消の効果。
③ 塗ることに集中し無心になり呼吸が整って自律神経のバランスを整える効果。

初回は薔薇🌹を塗りました。
先生からいただいたアドバイスは
・色鉛筆（クーピー）はこまめに削る
・筆圧を入れないで塗る（色がつくまで塗る・塗り残しが無いように塗る）
・花は葉っぱから先に塗る
・白い所は塗らない
・迷ったときは塗らない
など塗り方のコツをいろいろ教えていただきました。
皆さん長時間集中して塗り絵を楽しみました。

２回目は猫🐈を塗りました。

・おなかは塗らない
・ヒゲは塗らないでとっておく（黒い線の上か下に隙間をあけ塗っていく）
・背中の模様はほんのりと塗る（隙間を入れる）
・全体的にうすく塗る
・濃い所は茶色を使う
・目の縁取りはこげ茶を使う
等々を教わり90分の塗り絵教室でしたが２回目で塗り方も旨くなり、上手に猫が完成しました。
学級生の皆さんには、これから塗り絵を趣味としていただければ幸いです。

藤岡先生ありがとうございました。

藤岡敬三様のプロフィール
武蔵野美術大学短期大学部美術科卒業。1998年、イタリア・フィレンツェのアカデミア美術学校へ留学。現地で個展を開くほか、服飾店の壁面装飾や宝飾家の室内装飾なども手がける。1999年、Gelden Internationaler Wettbewerb大賞受賞。PREMIO FIRENZE FIORINO D'ARGENTO受賞。2000年、Gelden Internationaler Wettbewerbマエストロ部門第三席。ART‐BOX大賞展、武蔵野市美術大賞展、新制作展、上野の森美術館大賞展、日本版画協会版画展など入選多数。さまざまなカルチャースクールなどで大人のぬり絵を指導。