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7月8日(土)、北むつみ大学(高齢者学級)と新成人学級の合同開催で「磐田用水を学ぶ歴史講座」を開催しました。
当日は学級生18名が講師の小池哲也先生より磐田用水の歴史について約1時間学びました。
袋井市は県下でも有数の穀倉地帯です。
それを支えているのが磐田用水です。完成までにどんなドラマがあったのか、今回初めて知ることができました。
1831年(天保2年)江戸幕府の役人、犬塚祐一郎が「社山疎水事業計画」(やしろやまそすいじぎょうけいかく→社山に隧道を掘り天竜川の水を磐南平野に引く事業)と言う大事業計画を作ったことが始まりでした。
その後、1世紀半の長きにわたり見果てぬ夢となり、途中で頓挫したり、多くの人を巻き込み、血と汗と涙が溶け込んだ水は昭和22年に磐南平野を流れることとなりました。
先人たちの偉業が現在の豊かな磐南平野を作ったことに感謝し、それを忘れずに、未来に進みたいと思いました。
小池先生、ご講演ありがとうございました。
下記文献ご参照ください。
【終章】磐南平野の金字塔 | 磐南平野の金字塔 Monumental Achievement of Bannan Plains | 水土の礎 (suido-ishizue.jp)
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