袋井市コミュニティセンターホーム > 新着情報 >
7月22日(土)に、さんさん公園に設置されている防災かまどベンチを使い、親子参加の防災食講座を行いました。
停電や断水が起きた時など、限られた環境で食事をするのは大変ですが、事前に体験をすればいざという時に焦らずに対応することが出来ます。
今回挑戦したのは、「湯煎調理」いわゆるお湯ポチャレシピで作る親子丼と、加熱せずに作るキュウリのあえもの、おやつに食べるパイナップル蒸しケーキです。
家庭で被災した場合に使うと想定されるものはカセットコンロで、お湯を沸かすだけのおナベも、湯煎に使うお湯も汚れないため、洗い物が減り節水になりますが、今回使用するのは薪を使うかまどなため、ナベの底が煤で汚れてしまいます。
使用後の洗い物の負担を軽減するために、あらかじめナベの底と側面の下半分にクリームクレンザーを塗りました。
薪割りや、マッチでの着火の指導を受けて、かまどにくべた薪に火を点けました。
出来るだけ洗い物を出さないように工夫し、手洗いもできない想定で使い捨てのポリ手袋を活用しながら、衛生面にも気を付けて調理しました。
作ったものは持ち帰っていただき、各ご家庭で試食してもらいました。
その際にも食器をラップで包んだり、調理で使ったポリ袋を器にそのままかぶせて食べることで、食器を汚さず洗い物を出さないようにすることが出来ると伝えました。
片付けでおナベを洗ってビックリ!
クリームクレンザーを塗ってあったところは、スチールウールで軽くこすっただけで煤を落とすことが出来ました。
塗っていなかった側面の上半分とは比べ物にならない程の違いでした!
次回は、8月5日(土)です。
また、違ったメニューに挑戦します!