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成人学級 梅シロップ作りに挑戦しました。

メイドイン豊沢

 5月30日(木)、6月13日(木)の2日間にわたって、成人学級 男の梅シロップ作りを行いました。

参加者全員、生まれて初めての梅シロップ作りに挑戦しました。不安と期待が入り混じる中、学級生は先生の指示に従い、梅を丁寧に洗い、優しく拭いて乾かし、竹串でへたを取りました。

今年は梅が不作で、梅の調達に悩んでいたところ、ありがたいことに、ふれあい会館のそばで梅を育てている方から、良質な採れたての梅を譲っていただくことができました。地元、豊沢の梅で作る梅シロップ。特別な梅シロップになりそうです。へたを取った後、梅を優しく保存袋に入れ、感謝の気持ちと共に梅を冷凍庫に入れました。

梅シロップで国際交流

2週間後、わくわくしながら再び学級生が集まりました。
失敗が少ない、美味しく作ることができるなどの理由から、梅を凍らせて梅シロップを作ることにしました。

冷凍庫で凍らせた梅を冷凍庫から取り出し、消毒したガラス瓶に入れ、氷砂糖を入れたら終わりです。

あっという間に終わってしまうので、特別ゲストを呼ぶことにしました。

袋井市国際交流員のディニーア・ヤングジョンソンさんをお迎えし、学級生の皆さんと一緒に梅シロップを作りました。

実はディニーアさん、梅シロップ作りは何度か経験されているそうで、梅シロップ作りの大先輩だね、と笑う学級生の皆さんと、楽しく雑談をしながら梅シロップを作りました。

梅シロップを作った後は、ディニーアさんから、アメリカにおける家庭や地域での男性の役割について話を聞きました。積極的に、しかし無理のない範囲で、男性は家事や育児、地域のボランティア活動に参加していることなどを聞きました。また、男性でも簡単に作れるアメリカ料理のレシピも教えてもらいました。

ディニーアさんはアメリカのジョージア州出身。ジョージア州の自然や観光名所、誰もが知っている世界的企業がジョージア州にあることなどを話してくれました。学級生の皆さんからは、たくさんの質問と笑い声が飛び交い、とても楽しい学級活動になりました。

学級生は各自、梅シロップの瓶を自宅に持ち帰り、梅の様子を見て、氷砂糖を溶かすように瓶をゆらゆら動かしながら、梅シロップが出来るのを待ちました。ほんのりピンク色の、とてもおいしい豊沢梅シロップが出来ました。

男性のみで梅シロップを作り、国際交流も行った、今回の成人学級でしたが、学級生の皆さんからは、とても楽しかった、またやってみたい、外国の話をもっと聞いてみたい等、嬉しい感想が寄せられました。

また、今回梅シロップ作りを教えてくれた先生は、子育てで忙しい中、快く講師を引き受けてくれました。先生のお友達も、先生のお子さんの託児という形で協力してくれました。地域の若い世代の人たちが、コミセンの活動に関わってくれて、とてもありがたかったです。今回の学級活動は、豊沢の良さ、優しさがいっぱい詰まった、楽しい学級活動となりました。

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※2023年3月現在