袋井市コミュニティセンター

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「放射線講座」を開催しました。

令和6年8月6日(火曜日)、浅羽北コミュニティセンター、会議室にて少年少女学級が「放射線講座」を開催しました。(出前教室・主催:静岡エネルギー・環境懇談会)

当日、学級生7名と保護者4名が会議室にて、静岡大学、奥野健二教授より「放射線って見たことあるかなぁ」をテーマに約1時間半、学びました。

最初に…

放射線の基礎をプロジェクターによるスライドで学びました。 放射線は宇宙・大地・空気等の自然の中から出ていること、そして、普段食べているシイタケ、ホウレンソウやイワシからも放射線が出ていることを知り、驚きました。

『食べ物から「被ばく」(人体が放射線を受けること)することを「内部被ばく」と言います。人間の体には放射線を浄化する力があるので心配ないこと、又、袋井市に住んでいると1年間で2.14ミリシーベルト「被ばく」する(胸のレントゲン約43回分・日本の平均は2.3ミリシーベルト)こと等、皆さん熱心に聞き入りました。』

奥野先生の講義に最初は緊張していましたが、先生の自由でフレンドリーな雰囲気に皆さん打ち解けた様で、質問の答をはっきりと言っていました。

その後…

簡易霧箱という観察器具を使用しモナザイト(インドの岩石)から出ている放射線が飛んだ跡を観察しました。 初めて見る放射線に子供も大人も驚き入りました。

最後に…

静岡エネルギー、成瀬様が会議室の放射線量を測定、 簡易的な観察器具で塗料から出る放射線を観察しました。放射線は離れることで「被ばく」量が減ること、また放射線の「ものを通り抜ける力」が、アルミ・鉄・鉛等の金属により異なることを数値で確認し、学校の授業では教わらない放射線を「視る・知る」ことができました。

奥野先生、たいへん分かりやすいご講義をいただきありがとうございます。
また本日、出前教室のご準備いただきました静岡エネルギーの成瀬様ありがとうございます。

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※2023年3月現在