袋井市コミュニティセンターホーム > 新着情報 >
ゆっくりとした動作を通して「今この瞬間」に意識を集中させ、心を落ち着かせる効果がある太極拳は「動く禅」とも称されます。ゆっくり動くことで平衡感覚を養い、足腰を強くすることができ、太極拳における呼吸法「逆腹式呼吸」によってリラックス効果や血行促進が期待できます。
そんな太極拳の世界に、今回12人の皆さんが足を踏み入れてくれました。講師のきよこ先生に導かれ、8回の講座を通して自らの心身を見つめていきます。
飛び切り暑い夏に始まったこの講座、先生が流してくれる涼しげな音楽に合わせ、まずは気功体操で体をほぐし呼吸法を学びます。皆さん、暑さも忘れて真剣です。そして、24式太極拳の基本動作の一部も教えていただきました。
最初は先生の動作を真似するのが精一杯でぎくしゃくしていた方も、回数を重ねるごとにしなやかな動きに。「練習を重ねれば、振り付けで手や足を動かすのではなく、腰を動かすと自然に手が動くといった感じになってくるんですよ。」と先生。そんな姿になるには遠い道のりですが、熱心に練習を重ね、季節は秋となり、講座は終盤をむかえました。
「太極拳を練習した夜はよく眠れるんです。」という受講者さん。先生曰く、太極拳には自律神経を整える効果もあり、睡眠の質もアップするのだそう。先生や受講者さん同士でそんな会話をすることも多くなりました。
そしてついに最終回を迎え、皆さん、太極拳の奥深さを体験することができて大満足のようでした。きよこ先生、ありがとうございました。
せっかく始めた太極拳をまだまだ続けたいという有志の皆さんで「高南太極拳サークル」を結成!