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令和7年9月20日(土)10時00分から幸浦コミュニティセンター主催の「海の環境学習会とウミガメ放流」に参加しました。
6年生8組の親子と団長、職員1人が参加しました。
浅羽体育センター体育館で「サンクチュアリエヌピーオー」の方からアカウミガメの産卵について、海の生き物を取り巻く環境について映像で詳しく丁寧に説明していただきました。
子どもたちも関心をもって聞くことができました。
同笠海岸(どうりかいがん)に移動してサンクチュアリの方からふ化したばかりの子ガメを1人1匹づつ受け取ります。
優しく胴体を持ちますが、最初は慣れずにドキドキです。
子ガメの様子を観察します。手足をパタパタ動かして元気なアカウミガメの赤ちゃんを見て、「かわいい!小さい!家に連れて帰りたい!」と楽しそうに話していました。
子ガメは、甲羅も柔らかく、色も黒っぽいです。想像以上に小さかったです。
卵から出るための角がおでこの中心くらいに生まれたときだけあるそうです。
アカウミガメは絶滅危惧種で、国際保護動物になっています。
産卵場所のために砂丘を守ることも重要です。
大事な子ガメをそっと海に向けて放流します。
横一列になって一斉に子ガメを送り出します。
太平洋の黒潮にのって周遊し、20年後再びこの海岸に戻ってくるそうです。1匹でも多く、産卵のために戻ってきてくれることを願いながら放流しました。
放流後、海岸のゴミ拾いをしました。
5mm以下のマイクロプラスチックが環境問題になっています。
海に漂うポリ袋をクラゲと間違えて食べお腹から出てきた事例もあるそうです。
環境について考える機会になったと思います。