9月3日(土)午前9時30分から、第3回目の「袋井東いのちを守る防災隊」全体会議が、まちづくり協議会専属の防災委員など36名の参加により開催されました。
今回は、今までの話し合いからマニュアルの内容を具体化し、袋井東の避難所運営マニュアルのたたき台への提言事項等をグループに分かれて議論しました。
①総務グループ(6名)
②避難所運営グループ(12名)
③女性防災グループ(10名)
④自治会連携グループ(8名)
の4つのグループに分かれて、ワークショップによりそれぞれのグループごとのテーマに基づき話し合いが行いました。
予定時間をオーバーするほどの議論が交わされましたが、討議のまとめとしてそれぞれのグループごとに発表がありました。
①総務グループから・・・
ポイントとして、要支援者対策、防災マップの作製、非常に困難になるトイレ対策等の必要性について発表がありました。
②避難所運営グループから・・・
地震発生から避難所設営・運営に至るまでのタイムラインの設定やそれに基づく個々の行動パターンの確認など初動体制の整理、中学生、高校生の活動参加・協力など地域の人材の活用、また初期から中・長期の避難所運営など、総合的な必要事項を盛り込んでいくことの必要性について発表がありました。
③女性防災グループから・・・
今あるマニュアルへ女性防災対策をはじめとした多角的な要素をさらに組み入れること、小・中学生、高校生なども参加できる防災ゲームを主とした訓練の実施、事前の情報共有方法としてのカード作成の提案などについて発表がありました。
④自治会連携グループから・・・
自治会において、動ける大人が少ない平日昼間の訓練実施の提案、公会堂などの一次避難場所での災害活動や避難所としての運営方法など、事前においての準備や情報共有の必要性について発表がありました。
今後においては、各グループのリーダー会議により、それぞれのテーマにより話し合った内容のすり合わせを行い、現在の避難所運営マニュアルの見直し(案)をまとめ、11月末を目途に自治会長・自主防災隊長と意見交換を実施していきます。